『犬じゃないのはどれ!?』皆が意見を出しながら進める授業
- Nakamura Takashi Hijiyama
- 2019年10月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月1日
今日は台風の影響で,AO入試だけど時間が余ったので昨日の授業をご紹介♪
さて,問題,『犬じゃないのは次の写真のうちどれでしょう?」

あれ?全部犬だ。
すみません,質問の補足です。
「1歳4ヶ月の息子が犬と認識してないのはどの犬か?」でした。
学生たちの回答はこんな具合でした

④のパグが一番多いですね。約半数。
答えは・・・・
そう,④番!
なぜか??
「見た目が人っぽいから?」
ではないんです。
幼児期前期によく見られる「過度拡張」と呼ばれる特徴で,
うちの子の場合は「地面を歩いている犬」には注意を向けニコニコするけど,「抱っこされている犬」には基本的には注意を向けない(≒犬と認識していない)ということです。
こんな感じでスタートして,
真面目な質問(毎回授業後に質問と感想を回収しているので,その中からいくつかは投票しています)もしてみます。

そうそう,前回は「自殺未遂」の話をしました。
皆さんはどう思いますか?
私は確実に「はい」です。
授業では,具体的な理由と,教師や保育者・幼稚園教諭を目指す学生の皆さんには,前回の自殺未遂ケースについて,どういった支援が必要か事例検討しました。
もう1つ質問です。

ちょっと細かくてわかりにくいですが,回答の分布は,「3人」「4人」という人で約半数です。
これは私が小学校へ研修に行っている時の簡単なアンケートの結果では,確かに4人くらいが多いです。が,実際,先生の中には「10人以上」という方もいらっしゃり,今にも倒れてしまいそうな状態です。
どうしたら,そういった状況を予防できるか,そういった状況になる理由は何なのか,
理論を交え解説しました。
まだまだ議論したいことはたくさんでしたが,時間も足りず,もう少し授業をスムーズに行わないと(><),という課題も抱えつつ,学生たちは疑問を持って,参加型で学べていたのではないかと思います。
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